Kindle for Mac の読み上げ「アシストリーダー」の使い方と、できないこと

2026-09-05 · Yomimi

Kindle for Mac には、本文を音声で読み上げる アシストリーダー が搭載されています。意外と知られていないので、設定の場所から、つまずきやすい点までまとめます。

オンにする場所

  1. Kindle for Mac で本を開く。
  2. 画面をクリックしてツールバーを出し、読書の設定(Aa) を開く。
  3. その他 のタブに アシストリーダー のスイッチがあるので、オンにする。
  4. 画面下にプレイヤー(再生 / 一時停止、残り時間)が出ます。

一度オンにすると、その後に開いた本でもプレイヤーが出ます。

速度を変える

プレイヤーの「速度」ボタンから 0.7 倍〜2 倍まで選べます。日本語の実用書なら 1.5 倍前後が聴き取りやすく、時間も 3 分の 2 になります。

プレイヤーには「残り 5 時間 24 分」のように、現在の位置から本の終わりまでの見込み時間が出ます。本全体の長さを知りたいときは、最初のページに移動してこの数字を見ると分かります。

読み上げできない本

  • 固定レイアウトの本(マンガ、雑誌、写真集、一部の図解入り実用書)。ページが画像として作られているためです。
  • 出版社が読み上げを許可していない本。商品ページの「Text-to-Speech」の欄が「有効」になっていない本は対象外です。
  • 表紙や白紙のページは読み飛ばされます。「1 ページ目から」再生しても、実際に文字のあるページから始まるのはこのためです。

止まってしまう原因

アシストリーダーは、次の状況で止まります。

  • Kindle が前面でなくなったとき。 他のアプリをクリックしたり、画面を切り替えたりすると一時停止します。バックグラウンド再生はできません。
  • ディスプレイがスリープしたとき。
  • 本を閉じて開き直したとき。 同じ Kindle を起動したまま別の本を開くと、数秒で読み上げが止まる現象があります。Kindle を一度終了して起動し直すと直ります。
  • 本の最後に到達したとき。 評価を求めるシートが出て止まります。

つまり、アシストリーダーは「Kindle を前面に出したまま、その場で聴く」前提の機能です。

その場で聴く以上のことをしたい場合

通勤中に iPhone で聴きたい、章ごとに飛ばしたい、ファイルとして残したい、という場合は、読み上げの音声を録音してオーディオブックにする方法があります。Mac アプリの Yomimi は、上に書いた「止まる原因」をすべて自動で回避しながら、Kindle の読み上げを録音して M4A / M4B にします。Kindle を前面に保ち、ディスプレイのスリープを止め、本ごとに Kindle を再起動し、本の終わりを検知して次の本へ進みます。

詳しくは Kindle の本をオーディオブックにする方法 をどうぞ。

Kindle の本を、寝ている間にオーディオブックに

Yomimi は Kindle for Mac の読み上げを録音して、表紙・著者・章の付いた M4A / M4B にする Mac アプリです。本文データには触れず、すべて Mac の中で完結します。

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