iPhone で Kindle の本をオーディオブックとして聴く 2 つの方法
iPhone の Kindle アプリには読み上げボタンがありません。それでも Kindle の本を耳で読む方法は 2 つあります。
方法 1: iOS の「画面の読み上げ」を使う
iOS のアクセシビリティ機能で、画面の内容を読み上げてページを自動で送ってくれます。
- 設定 > アクセシビリティ > 読み上げコンテンツ を開き、画面の読み上げ をオンにする。
- Kindle アプリで本を開く。
- 画面の上端から 2 本指で下にスワイプする。読み上げが始まり、ページも自動で進みます。
- 出てくるコントローラーで速度を変えられます。声は 設定 > アクセシビリティ > 読み上げコンテンツ > 声 で変更できます(Siri の声が自然です)。
向いている人: 今すぐ、追加の道具なしで聴きたい人。
制約: 画面を点けたまま Kindle アプリを開いている必要があります。ロックすると止まり、他のアプリに切り替えても止まります。バッテリーも消費します。章の頭出しはできません。
方法 2: Mac で音声ファイルを作り、Apple Books で聴く
Mac で Kindle の読み上げを録音してオーディオブック(M4B)にし、iPhone に送る方法です。ファイルになってしまえば、ロック画面でも、AirPods でも、章送りも倍速も自由です。
- Mac に Yomimi を入れ、Kindle for Mac で本を開いて「音声化」を押す。夜のあいだに Mac が読み上げを録音します。
- 出来た M4B を iCloud Drive か AirDrop で iPhone に送る。
- iPhone の「ファイル」アプリで M4B を開き、共有メニューから ブック を選ぶ。Apple Books のオーディオブックの棚に入ります。
- あとは普通のオーディオブックと同じです。表紙、著者、章の一覧も付いています。
Audiobookshelf などの自前サーバーを使っている人は、M4A のままアップロードしても読み込めます。
向いている人: 通勤や運動中に聴きたい人、何冊もまとめて消化したい人、Mac を持っている人。
制約: Mac が必要で、変換には本の長さと同じ時間がかかります(速度を上げれば短縮できます)。変換中は Mac を使えないので、寝ている間に回すのが基本です。
比較
| 画面の読み上げ | Yomimi で変換 | |
|---|---|---|
| 必要なもの | iPhone だけ | Mac + Kindle for Mac |
| 準備 | なし | 変換に本の長さぶんの時間 |
| ロック画面で聴ける | できない | できる |
| 章送り・倍速 | 倍速のみ | どちらもできる |
| 何冊もまとめて | 都度操作 | 寝ている間に自動 |
まとめ
「今日この 1 冊を少しだけ」なら画面の読み上げで十分です。「積ん読を耳で消化したい」なら、Mac に一晩任せてファイルにしてしまうほうが、その後がずっと楽になります。
Kindle の本を、寝ている間にオーディオブックに
Yomimi は Kindle for Mac の読み上げを録音して、表紙・著者・章の付いた M4A / M4B にする Mac アプリです。本文データには触れず、すべて Mac の中で完結します。
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